2019-01-01から1年間の記事一覧
昨年のちょうど12月に、このブログを始めた。 毎日1更新を目掛けてきじを書いていたものの、ジョジョに疲れが見えて、結果110記事程度になっている。 ジョジョーーー!!!!お前はそうやってまた怠惰な毎日をおくるのかぁぁ!!!! ということで、また記…
今週末は、外傷的育ちという概念を日本に導入し、その普及と治療に尽力されている崔先生の講演を聞いてきた。 メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服 作者: 崔炯仁 出版社/メーカー: 星和書店 発売日: 2016/11/24 メディア: 単行本(ソフトカバ…
今日は金曜日。田舎を離れて、都会でゆっくり酒でものもう、と、夕方の空港にたどり着く。 定時で車で乗り込めば、夕方の便に間に合って、夜の飲み会に間に合うようにできている当地域。優秀だなぁ、とこっそり思っている。 でも、実は優秀じゃないうちの地…
精神科医・心理士は、心理的な介入を行う時、そのクライエントの状況を客観的に解釈しないといけないし、クライエントも自分の状況を知らないものとして説明的に精神科医に訴えないといけない。これは「診察」というものの前提となっている。 カウンセリング…
こんばんは。 本日、日本精神神経学会の精神科専門医 合格通知が来ました。 専門医とるのって、かーなーりめんどくさいのです。 3年間病院をいろいろと回り、必要とする症例を わけてくださいと先輩にお願いし、症例を50個記載して、レポートを10本出して、…
ブログの更新が滞っていてすみません。 この休日2日間はGoogleが社内で始めたマインドフルネストレーニングカリキュラムである、Search Inside Yourself (SIY) プログラムに参加してきました。 2年前に現病院に赴任してから、マインドフルネスというものに出…
夏休みの終わり、九州から変える際に飛行機が欠航してしまったため、やむなく乗り慣れない新幹線にのるときの出来事。 飛行機以外はオンライン予約システムを使っていない僕は(圧倒的に陸路を使う機会が少ないため)、自由席座席を確保するため、乗る15分ほ…
精神科医にも専門医、というものがあり、ある程度の技術を持っているものとして認定される資格がある。 テスト、面接(ロールプレイ)、症例報告などで総合的に判定される。 昨今、専門医制度の刷新が医療全体で行われようとしている。 専門医を持っていない…
正直、若い頃は、大学でアカデミアで残って、教授になる、っていうのが自分にとっての一番良い人生だと思っていた。 でも、最近は、アカデミアに残って“偉く”なることだけが自分の人生の物差しとして大切なわけではないと思ってきた。 もちろん、教授も、研…
美しい朝露に出会った
昨日の晩は深夜までレポート作成。しかし今朝も一仕事するために8時前に病院へ行けた 初診のご指名が2名ほど。僕は初診してないけど指名されると取ることも。 いつも話が盛り上がらない患者に、なんで髪切ったんですかって言われて返答でウケを取れた 昼の自…
朝早くに出勤して、3つも書類を仕上げた そのあとケトン体コーヒーを作って飲めた 朝はあまり間食せずに済んだ 患者と一緒にこの1年の前進を確認できた。患者母も嬉しそうで、役に立てた感じがした 指定医レポートに着手。これはちゃんとやらねばだ... 昼ご…
自己肯定感の低い人に、自分の喜ばしい感情に気づいてもらうべく、いい事日記をつけようと持ちかける事がある。 いい事に目を向け続ける事で、簡単に自己否定に走ってしまう自分にストップをかけていく事、そして自分がいい事の総体として生きているのだと気…
近所に本格的なフレンチのお店ができ、そこに通うとワインの話がでる。 うちの教授もワイン好きだし、一度しっかり勉強してみようと、ワイン関連の書籍を読んでいる。読むからにはちゃんと覚えようと、ノート作りなんかもしている。受験勉強以来の久々のまと…
外来をしていると、結構「しごとをやめたい」という人がいる。 先日の外来でも、数人連続でそれを言われたことがあった。 「うつ」として加療されている患者さんが、こんなことをいう。 会社の評判が悪く、生活の中で、「あの会社に勤めるなんて」と誹謗中傷…
友人が僕を訪ねてこの地域に来ている朝起きて喫茶店でコーヒーを飲んでいる。 マンデリンを頼むと、赤いカップに底の見えない漆黒が注がれてきた。 入れたてのコーヒーは、表面にモヤモヤとした波のような濃淡を見せ、一口つけると、モーニングのバターが唇…
専門医のレポートが一息つきそうで少し気持ちを緩めていたのもつかの間、次は指定医のレポートや、東京の箱探しや、色々な仕事が詰まっている。頭を整理するブログが滞ると、きぶんも滞ってしまっていた。また書き始めよう。 この2ー3週間ほどは病院にほぼ泊…
専門医レポートを書いている。正直、厳しい。綺麗な、典型的な症例、というのが少ないからだ。 ときに「典型的な統合失調症」とか、「典型的なうつ病」という発言をするけど、この言葉を使う裏には、「純粋、典型的な症例は本当に少ない」から、大切にしたい…
当院は医局人事によって回されている地方病院ですが、ここ数年はかなり波乱万丈の人事で、毎年トップが変わり、ついに4月からは自分が一番古株になる精神科となります。(上級医は非常勤でちゃんといる) 地域との折衝などもある程度担う一方で、「動くなら…
ご無沙汰しています。一度ブログを書かなくなると全然書けなくなっていて、あぁこのままじゃまずいと思ってまたふでを取る次第です。 精神科医は、相談者のの人生や経験を生々しく聴くことが必要なことがあります。 だから、ほかの医師と比して多くの人の「…
地域のヘルパー向けに行う統合失調症のスライドを作成している。 こういう場合、例年は卯月妙子の「人間仮免中」や松本ハウスの「統合失調症がやってきた」を紹介することが多かったが、今回は別のものもないかと思って探してみると、あぁこれは良いというも…
お薬やさんに呼ばれて勉強会に行くついでに福岡の旅。 勉強会は精神科関連の政策問題や、今後の方向性についての話。 まぁ、いわゆる出てこれない系の精神科病院がどんどん潰れていくよ。という内容でした。 福岡は遊びの多い国だそうだが、そういう事とは無…
ジュリエットというカシスのジュース。 ニュージーランドの強い紫外線を受けたカシスの濃厚な味。 ここのバーではいろんなことを教えてくれる。 ピートの地域差、ピーティーという言葉の誤用、花開くシングルモルト、グラスの振り方。 寛げるバーを持ってお…
国際学会(もどき)から帰って3日。 臨床に戻ると、また平常運転。 自傷のオンパレードの入院患者がエスカレートして、説得して鎮静かけるとか 焼肉食べ放題中に患者が暴れて呼び出されるとか、 退院させようとしてた患者の妄想が再燃してECTするかとか 本当に…
若手精神科医の会という、若手精神科医と日本の精神医療の発展を望んだNPOがありまして その年一の大会であるCADP ( course for academic development of psychiatrists)という会が開かれました。 運営として3回目の出場をしておりました。準備云々で毎週の…
不適切な写真かもしれないので消去しました
今日から通常業務をお休みして、若手精神科医の会という団体の会議に参加しています。 外国人や日本人の若手精神科医が集まり、国際学会の練習という合宿です。 この会のドンは、世界でフロイトの次に有名な精神科医(と言われている)のおじさんで、WHOや世…
外来にはたくさん、ASDと呼ばれている人たちが来る。 みんなそれぞれに、いろんな悩みがある。 自分の思う正義にこだわりすぎて、もうちょっと「ゆるい正義」に合わせられないタイプの人 例えば、お店で遠くの賞味期限の商品は日にち順に並べなくても良いと…
明後日から大切なNPO団体の大会だというのに、 昼から嘔吐下痢が止まらない私です。 下痢と嘔吐が 止まらない、 ここだけだと75調のようになっているので、都々逸をいくつかかいてみよう。 おかしなものは食べてないのに、 下痢と嘔吐が止まらない。 暖かく…
順調に前に進む人生、というのはないこともわかっているし 自分の人生が思った方向になんか進まない、ということもわかっているが、 自分の人生に行き詰まっている感じ。もがいている感じ。最近そんな状態。 今自分がしたい事が何なのかわかっていなかったり…