Psyは投げられた

若手精神科医が有る事無い事色々つぶやきます。

マインドフルネスを一緒にする。

今日はゆったりした日々。外来も少ない。

患者もゆったりしていれば良いけど、そんな日は補完するように、テンションの上がり下がりがひどい。テンション上がると解離しちゃうその患者は、今日はうごけなくなりながら 口ばっかり動く。

 

「テンションあげあげやね。もう少し下げとかないと、明日しんどくなりそうだよ」

「そうやな!飛び出して死んでしまうかもな!」

 

仕方ないから、強制的にテンションを下げさせる。薬?いやいや、マインドフルネスをしてみます。

 

「今死にたい気持ちとかがマックスに出てきてそれで頭がいっぱいになってるからテンション上がってるのかな。少し落ち着けるために呼吸しようか。

 吸って、 吐いて、 吸うときは、鼻の粘膜が乾いて、 吐くときは、唇が乾く。。。」

 

 乗って呼吸してくれて、2分ほど終わった頃には、少し声色が落ち着く。

 

 お、駄目元でためしてみたけど、結構いけるやん。調子に乗る僕。

 一人でできるかな?と聞くと、いやーそれをやるほどの心の余裕はないな!と。とほほ。