Psyは投げられた

若手精神科医が有る事無い事色々つぶやきます。

今日の動機付け面接勉強会

3連休は動機付け面接の集中合宿だったわけですが、今日は動機付け面接の院内勉強会でした。

常連さんに集まっていただいたため、一人一人に動機付け面接を受ける体験、話す体験をして見てもらいました。

 

ぼくは この3日間で学んだ事を少しでも使おうと、「キークエスチョン」を聞いてみることにしました。

現在の行動について続ける不利益、変える利益を聞いて、要約して、「さぁ、どうしましょうか」と聞いてみる。すると、「じゃぁ、こうして見ましょうか」と言ってくれる。

 

シンプルなようで、この型に組み入れるのは結構難しい。全く維持トークに触れずに話すのは、やはりふつうの会話的ではないから、相手にそわそわさせてしまうことがある。

 

で、維持トークを聞くスタイルをとってみます。維持トークを水平探索的に浅く広く聴きながら、チェンジトークに関しては価値観や、自分の価値観に至るまで話を広げます。

そして、要約して、ここから「さてどうしましょうか」と言ったところ、「ちょっと、終わらせて」と。価値観を掘られたのが辛かった様子。うーん。うまくラポール形成ができていなかったか?

 

ちょっとパワーをつけた後は、振り回したくなるもの。しかしそれをうまくコントロールできないと、人に怪我させてしまうかもしれません。学んだ技術を使うのも、ご用心を。