Psyは投げられた

若手精神科医が有る事無い事色々つぶやきます。

2018まとめ、2019への抱負

明けました。おめでたいですか?おめでたいですね。おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

旧年中は、下記にまとめますように非常にバタバタとしており、諸関係者の皆様にはお世話になりました。

 

2018まとめ

仕事はかわらず日本海側の同じ病院で同じように働いています。4月からの人員減にて外来はふたコマ半に増えました。フォローしている患者の絶対数も多く、新規の患者は摂食、アルコール依存やアダルトチルドレン系、引きこもりなど、精神療法的に少しずつ行動変容を促すタイプの方が増え、「負担」が強い分、自分にとっての得意な領域での仕事ができているように感じます(患者との会話にて行動変容を促す、大学生時代に行なっていたスピーチにも通じるような面談をしています)。

医師も5年目となり、製薬会社や研究会での講演機会も増えました。学会発表を合わせると昨年は10回ほど演者として話をすることがありました。全てがうまくできたとは思えませんが、そういった機会に自分の臨床を見つめ直し、まとめ直すチャンスをいただいて嬉しく感じております。

上記の学会発表とは別に、院内での「動機付け面接勉強会」を立ち上げ、月1でレクチャーとエクササイズを行なっております。これも、7月に強化合宿に行ってから、自分の武器になったものの1つです。今年はマインドフルネス、認知行動療法などにも手を伸ばしながら、「精神療法のオールラウンダー」を目指して、さらに精進していきたいと思っています。催眠とかにも興味はありますがこれは2020年ぐらいにしようかな。。。。

昨年掲げた論文はまだかけていません。。。今年は少し本気でエビデンスを支える一助をしていけたらと思います。しかし、エビデンスでおもいだしましたが、昨年は当院で臨床研究を始めるお手伝いをさせていただきました。ひょんな勉強会から京大の某研究室教授にお声掛け頂き、自分のコメントをそのまま研究の形にしていただくことになりました。研究の番頭をしているわけではないのでこれもfirst authorとは違いますが、この研究に中枢として関わりながら、いかにヒューマンリソースが医療の発展に大切であるか、ということが身に染みて感じ、さらに精神科医療をimproveさせていきたいという気持ちが強くなりました。

 

また、 若手精神科医の会というNPO法人にも強くcommitするようになりました。理事としての活動の中で、この団体がどのように社会のimprovementに寄与できるかを考え、新たな企画や関与を考えるようになりました。今まで、自分は研究者になって学術的に引っ張っていくのだ、と考えていましたが、いろんな方法があるだろうな、と思い始めております。アカデミアに囚われない種々の生き方を模索しております。(おそらくアカデミアには一度足を踏み込むのでしょうが、同時に起業や精神保健活動をしていくのも夢見ています)

 

プライベートとしては、講演会を聞きに行ったりしに行ったりするのに飛行機使用が増えたため、JGCとなることができました。(JALの上級会員)同僚が飛行機好きで、ちょうど一昨年にジャルカードを作ってマイルを貯めようとしていたところだったので、一年少し頑張って飛行機を使うようにすると結構簡単に取れてしまいました。僕の奥さんになってくれればそのままJGCになれますよ(宣伝)

 

2019年

上記のようにいろんな役職や仕事がふえたなかで、今年は医者6年目となります。

思えばじぶんの人生は6年おきに刻まれていきます。6年経って小学校、小学校6年過ごして中高6年間をこうべですごし、その後6年間を京都で過ごし、医者になって6年。節目となる年だろうと、自分で勝手に考えています。

 

精神科医としてですが、まずこの6年目には、まず精神科医として大切な資格を2つとる(精神保健指定医、精神科専門医)必要があります。書類とかレポートとか苦手なので早めに片付けようと思います。

そしてとうとう30になる年です。自分が30になる頃にはもっと大人びていて、奥さんと子供がいて、なんてかんがえていましたが甘かったようです。自分の人生をもう一度洗い直し、どう生きていきたいのかをモリモリ考えたいと思います。

30にして自律する、ということを目標にしたいですが、こういう目標は掲げると大体失敗しますので、自律を心がけて生きます、ぐらいにします。

 

生活の自律として、体重の自律、健康的生活の自律。ダイエットブログを立ち上げて書いていきます。

仕事の自律として、技術の修得、精錬、鍛錬。面倒な仕事はさっさと片付ける。日常業務では自分が意思決定をしていく場面も増えそうです。若手精神科医の会も、重要な役職をいただき始めておりますし、精進していきたいと思います。技術面としての動機付け面接や認知行動療法についてはこのブログでも書いていければと思います。

人間性の自律として、感情のコントロール、人生の目標についての沈思黙考。マインドフルネスを生活に取り入れつつ、自身の平穏を保ち、そして残り50年の人生でなにを求めて、なにを見て、どう生きていくか、考えていきたいと思います。

 

 

このブログは、2019年を有意義に過ごすための布石として2週間先立って作成いたしました。結果、ここ5日間ほどは1日300〜400アクセスほどをいただいており、2週間で3000回ほど読んでいただいたことになります。文章、内容ともに、読者の皆さんに少しでも「興味深いな」と思っていただけるものを作っていきたいと考えています。

 

今年もどうぞ、なにぶん変わらぬご贔屓をお願いいたします。