Psyは投げられた

若手精神科医が有る事無い事色々つぶやきます。

麻雀が表舞台の競技となる日

麻雀はふるくから、賭け事としての側面ばかりが強く見られ、まんがでも高レート麻雀などの鉄火場的演出が多かった時代があった。

しかし、そういう側面がありながらも、日本人男性(主に)にとって、長期間、コミュニケーションツールとしての代表格であり続けてきた。飲み会帰りに打つ、というのが当然のように行われていた。

今の若者は麻雀をしなくなった、と言っても、その純粋なゲーム性のおもしろさは歴然とある。咲などの「女子高生が麻雀を打つ」漫画の存在からもわかるように、今の人にとっては、賭け事としてから純粋なゲーム性やその上での感動を感じるプラットフォームとしての麻雀に変化しつつある。プロ団体も徐々に増えてきて、今や麻雀打ちが飯を食えるようになる日も近くなるのではないか、となりつつある。

 

昨年、abemaTVで麻雀のプロリーグ mリーグが開催された。企業名をかついだ7チーム21名が半年間の死闘を繰り広げる。現役最強と言われることもおおい多井隆晴は、企業名を冠して自分たちが麻雀を打てるということの幸せを、勝利インタビューで漏らすことがあった。

AbemaTVは、テレビをみなくなった若者世代への動画コンテンツであり、麻雀から離れてきた若者に麻雀というゲームの複雑性、感動が伝わり、再度引き寄せられるのかもしれない。

サイバーエージェント藤田晋は、麻雀に人生を見る人の一人だ。このmリーグの首謀者である。彼には、東京オリンピックで麻雀を正式競技に乗せる、という夢があるそうだ。ちょーっと東京おりんぴっくには間に合わないかと思うが、いつか、麻雀が広く愛される時代が来ることを、僕も願っている。(それまでにはもっと強くなっていたい)

 

 

麻雀プロMリーグ選手名鑑 (近代麻雀戦術シリーズ)

麻雀プロMリーグ選手名鑑 (近代麻雀戦術シリーズ)

 

 

こんな選手名鑑も出ている。

見ていると、高学歴が多い。青学、早稲田、慶応など、比較的羨まれるような学歴を持った人が、おそらくそのなかでアウトローだったのかもしれないが、雀士になっていってる。園田に至っては灘中高卒業だ!なんなら卓球部の先輩だった。どこかであっていたのだろうか。

 

今いる勤務地でも、麻雀のリーグ戦を作ってしまおうかしら。