ゆきがふりました。
当直だったので、車の上にたくさんゆきがつもりました。
この土地の先輩方に言わせると、まだ気温が高く、べちゃべちゃなので、雪合戦はできないようです。
これはうちの朝の検食です。雪景色を見ながら、白ときいろ系の食事を掻き込もうと思ったら、電話がなりました。
夜は、「鯖(茶色) ごぼうの煮たの(灰色) もやし炒め(灰色) なめこおろし(灰色) ご飯(灰色)」でした。
田舎の冬は、世界からイロドリがなくなります。
そんな中で、患者が一人、壁にあたまを打ち付け、鮮やかな赤色をキャンバスに振り撒きます。
精神科は、イロドリが豊かです。
(フィクションです)